2010年9月22日水曜日

コンテンツ不足を克服するか? ワールド統合から始まる

 シーアンドシーメディアがサービス中のMMORPG「LEGEND of CHUSEN -誅仙- 」(以下,レジェンドオブチュセン)では,8月18日付けのワールド統合が決定している。
 さて,本作は,中国で大人気のMMORPGで,かなりコンテンツの蓄積を持っているはずなのに,日本サービスが始まって以来,いきなりコンテンツ不足が続くという奇妙な状況になっていた。4Gamerの読者レビューを見ても,ビジュアルやシステム面での評価は高くても,まずコンテンツの少なさ(未実装部分の多さ)を指摘する声が多かった。
 この春に大規模なコンテンツ追加が行われ,評価を持ち直しつつあるタイミングでのワールド統合である。なぜいまワールド統合なのか,ゲームの状況についてシーアンドシーメディアLegend of Chusenプロジェクトリーダー佐野正喜氏とマーケティング部の田浦一繁氏に話を聞いてみた。


なぜいま統合なのか


シーアンドシーメディアLegend of Chusenプロジェクトリーダー佐野正喜氏
4Gamer:
 よろしくお願いします。レジェンドオブチュセンのサービスが始まって半年ちょっと経過したわけですが,その間の経過はどんな感じでしたでしょうか。

佐野氏:
 最初からコンテンツ不足が指摘されていましたので,開発と協議して,今年になってからコンテンツを順次投入して,状況は徐々に変化しています。
 レジェンドオブチュセンは,サービス開始当初はバトル要素やスキル要素など派手な部分に注目が集まっていたタイトルだったのですが,プレイヤー層はだんだん変わってきていますね。現在は家族,旅団といったコミュニティ要素やファッションなどを楽しんでいる人の比率が増えています。

4Gamer:
 コミュニティというと,レジェンドオブチュセンでは家族システムが使いやすくてメリットもあって印象に残っていますが,やはりそちら系中心でしょうか。

佐野氏:
 家族と旅団を中心にしたものですね。高レベルのプレイヤーさんが家族長や旅団長をうまくまとめてくれていて,コミュニケーションを取っている感じですか。そういった人の存在が,現在では大きな意味を持ったものになっています。

シーアンドシーメディア マーケティング部 田浦一繁氏
田浦氏:
 どんなゲームでもプレイヤーの出入りというのは多かれ少なかれあるもので,イベントなどをやると,この層にはウケがよくて,こっちの層にはあまりよくないなどというのが変わっていくのですが,レジェンドオブチュセンの場合は,かなりコアなプレイヤーが残ってくれているという感じですね。オピニオンリーダーとして,新しい人を引っ張っているという雰囲気です。
 今回のサーバー統合にしても,事前に統合アンケートを行ってプレイヤーの声を聞き,会社としても後押しをされた形です。「声」といいましたが,実際,ポジティブな意見が多くて,統合に期待する声に励まされています。
 レジェンドオブチュセンは,同時接続数などで,現在右肩上がりで推移しています。サーバー統合というと,どうしてもネガティブなイメージで見られることが多いので心配していたのですが,蓋を開けてみると,まったくそんなことはなくてほっとしているところです。

4Gamer:
 では,どうしてサーバー統合が必要だったんでしょうか? 

佐野氏:
 主にチャンネル数の問題です。現在は陰と陽の2サーバーで,それぞれ7チャンネルでサービスしていますが,チャンネル数に関係した不具合で,例えば出てこないボスモンスターがいてクエストが進まないなど,いろいろな問題が起きていました。これまで7チャンネルしか開放されていなかったものが,15チャンネルすべて開放されて,これらが正常に動くようになります。

4Gamer:
 チャンネル数の問題だったんですか。

佐野氏:
 はい,チャンネル数に関連していたんです。
 
4Gamer:
 2台分をまとめると,重くなったりはしませんか。

田浦氏:
 15チャンネルをフルで開放するにあたって,多くのプレイヤーが同時にいても耐えられるサーバーにしています。今後,1周年を控えてサーバー強化が必要になることも分かっていたのですが,この機会に前準備を進めることができました。
 また,統合アンゲートでは,統合と同時に新ワールドを作ってみるのはどうかという提案もしてみたのですが,反対意見が多かったですね。すでに遊んでいるプレイヤーから見ると,自分のやってるところに新しく入ってくるプレイヤーが少なくなるのはよくないということでしょう。
 会社としても,既存のプレイヤーと新規のプレイヤーの二足のわらじでいきたいところではありますが,まずは,既存プレイヤーの満足度を上げる方向で進めています。きちんとコミュニティが形成されたうえで新規の人も入りやすい環境を整えたいと思います。

4Gamer:
 しかし,ゲームを始めるきっかけとしては,新規サーバーというのは魅力にはなりますよね。

田浦氏:
 ここにきてコミュニティ性というMMORPGの本質部分ができあがってきたことと,ようやくコンテンツが増えてきたことでコミュニティが非常に活性化している状態です。であれば,それに水を差すより,さらに進めていく方向のほうがよいと思います。
 新規の人にとっても,人がたくさんいてコミュニティが盛り上がっているゲームのほうが最終的には魅力があるのではないでしょうか。なによりプレイヤーにとって居心地がいいかどうかが重要ですので,今回はそういう選択をしました。

佐野氏:
 現在,陰と陽の2サーバーがありますが,これが統合されて陰陽サーバーになります。元の2サーバーは,アイテム相場などで微妙にズレはあるものの,格差はほとんどなく,統合にあたっての問題がほとんどないのは幸いでした。不具合を解消して,コミュニティの拡大が狙えることになります。
 ユーザーコミュニティがしっかりしていますので,今後は,運営サイドから見てどうこうというより,ユーザー主導型で方向性を決めていくのがよいのではないかと思っています。運営は,コミュニティを拡大をしやすい環境を整えることでその手伝いをするという感じでしょうか。

4Gamer:
 なるほど。
 ところで,統合に際して名前のバッティングとかは問題なかったんでしょうか。

佐野氏:
 大丈夫です。名前,家族名,旅団名,霊獣の名前など,名前が被らないようになっていますので,問題はありません。
 ただ,キャラクター数の問題は残っていますね。

4Gamer:
 なるほど,キャラクター数制限のほうですか。

田浦氏:
 はい。一覧で表示されるキャラクターは8キャラクターまでですので,両方のサーバーで5キャラクターずつ作っている人だと,レベルの低い2キャラクターが表示されなくなります。
 これはレベルの高い順で表示されますが,キャラクターが消去されているわけではありません。一覧で見えないだけで,例えば,荷物を移動したうえでキャラを消せば,次のキャラが出てきます。

4Gamer:
 両方で目一杯キャラを作っている人は,そうそういないとは思うんですが。

田浦氏:
 対象になる割合を調べたんですけど,本当にごくわずかでした。

4Gamer:
 でも,そうい
引用元:売買 不動産 | 松山市

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